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軽井沢の花たち

  • ツリフネ
    軽井沢の庭に咲く花を集めてみました。東京では見られない花がたくさんあるのに、驚きます。

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作品展の準備

いよいよ、明日らか、作品展です。

今日は搬入・・・
何せ、搬入なんて言葉も初めて。
どうなることやら、と思っていたのですが、
画廊のオーナーさんと、兄が助けてくれて
何とか、午前中に搬入も終わりました。

自分の作品を一堂にして
見ること、ちょっと・・・・・
びっくり、というか、驚きですね。

こんなふうに見えちゃうのか・・・

それを見て、兄が一言。
「駄作も傑作に見えるな」
なるほどね、画廊のマジックとでも
言いましょうか・・・・

というわけで、最後のご案内。
地図が必要というわけで、
画廊の場所を、デザインで描いて
もらいました。

Azumi1

ついでに、ちょっと、お見せしちゃいます。
こんな感じなんですの。

Sakuhinten4

お待ちしております!!

落款を押す

今日は絵画教室で
落款を先生に押してもらいました。

落款って、
上手に押すには、こつがいります。

単に朱肉をつけて押せばいい
と言うものではありません。

普通につけて押すと、
だいたい失敗する。
つかないのですよ。

描いて暫くたった絵は、
乾いていて、しかも、岩絵の具ですから
でこぼこなのです。
それに単に、落款を押しても
つかないのです。

まず、画面をぬらして、
湿り気を持たせないと、だめ。
ただし、そこからが難しいのだけど
ぬれすぎていても、
朱肉ははじいてしまって
うつらないのです。

ぬれた画面が、乾きそうになった
まさにその瞬間に
落款を押す!!
そうすると、上手に落款が押せるのです。

てな、講義を受けた後、
どうにか、落款がうまくつきました。

その作品をふたつばかり。

(今朝撮したので、落款は押してありません)

「我が家の王様トラ」」です。

Img_3457

日本画の花鳥図

去年の暮れ頃から描いていた
日本画の「軽井沢花鳥図」が
出来上がりました。

Katyo_zu3_3

HPのトップに飾ってあるのは
同じ図の水彩画ですが
こちらは、日本画です。

やっぱり、自分で言うのも
恥ずかしいですが
日本画の方が重厚でしょうか。

いかが思われますか?

上が日本画、下が水彩です。

Katyo_zu_3

日本画は、
下地・・というか、マチュエールといいますか
花や鳥を描くバックの色を塗るのが
一番時間がかかります。

鶯緑茶と、松葉緑青、胡粉など
いろいろな色何度も重ねて
塗ってあります。

この絵を描いた一番の原因は
実は、これを入れた額です。
家に、古いだるまの絵が入った
おかしな変形の額がありまして
それを有効活用しようと
横長の絵を描いたわけです。
(兄が、アクリルを鋸で削ってくれた
あの額です)

元々は、この額のために
描いた絵なんですが・・・・・

出来上がって
先生に、額に入れて持っていったところ・・・

「額の方が負けてますね、
もったいないですよ、
新しい額に入れたらいかがですか」
と、おっしゃってくださった!!!

感激です!!

絵の方が、額よりいい・・という
そういう意味ですものね。
(もっとも、この額、そうとう古くて
確かに、ガタが来ているんですけどね)

そんな嬉しいことを言われたのは
初めてです。
家に帰り着いて、家族に
ふれ回った私・・・・・でした。

薔薇の絵

ふうちゃんが、退職して暫く経つが
あの日、ふうちゃんは、
一杯の花束を抱えて帰ってきた。

で・・・・まあ、その中に
薔薇の花が、沢山入ってましてね
薔薇なんて、普段は高価ですから
自分で買う事なんて
殆どないでしょ。

こりゃ、またとない機会だ!
ここで描かずに置いたら、
もったいない・・・と思ったわけ。

それで、
スケッチブックを片手に
描き出したんですよ。
薔薇の絵をね・・・・

ところが・・・・
ところが・・・・・

何せ、ここのところ、すっかり
物を見て描くことを
さぼってまして・・・・
もともと、デッサンは苦手だものだから
全然、ダメなの。

自分でもどうしてそうなっちゃうのか
わからないのだけど、
薔薇の形にならない。

ちゃんと、最初は描いている
つもりなんですよ。
たくさんある花びらを、一枚一枚
追い掛けているのですからね。

私の絵は
一緒に習っている人にも
よく言われるのだけど、
とにかく細かいんです。

一つ一つ、細かく忠実に
描こうとしてしまう傾向がある。
これって、性格なんでしょうねえ。
自分じゃ、それほど細かいと、
思ってはいないんですけどね。
だけど、人が見ると
もの凄く細かいと思われる。
木の枝とか、葉っぱの一枚一枚とか
どうしても気になっちゃうんです。

で・・・・・
一生懸命追い掛けて、
一枚一枚、薔薇の花びらを
描いていると・・・・
出来上がる頃には、
何故か、およそ薔薇とは言えない
似ても似つかない代物が
出来上がっているんです。

これって、
本当に悲しい・・・・
自分で自分がイヤになる瞬間です。

まあ、要するに
一言でいえばね
デッサン力不足!!
これにつきますけどさ・・・・

それで、
先日、絵画教室で先生に泣きついた。

「どうやったら、
薔薇が描けるのでしょうか」と。

そうしたら、先生が
私の持っていった薔薇を見ながら

「薔薇はね・・・というか
花を描くときには、構造から描くと
いいのですよ」と、おっしゃった。

薔薇に限らず、花は
茎から芯が通っていて、
それを中心に左右対称に
描いていけばいいのだそうです。

というわけで、
先生は、スラスラと、
私の画帳に薔薇を描いてくださった・・・・

スラスラとね・・・・
本当にスラスラと・・・・・

でもねえ・・・
先生ったら、デッサンしてないのよ。

だって、私の持っていった
薔薇を見てない!!

見て描いてないのに、
出来上がれば、
ちゃんと薔薇になってる!!

要するに、
先生に言わせると、見てなくても
薔薇は、構造から描ける
ということなんでしょう・・・

だけど、日頃から
シッカリ見て、描きましょうと
言われている身としては、

「先生、ずるいじゃない
見てない、デッサンしてないじゃない」と
つい、一言。

それを聞いた、先生も
教室の他の人たちも
思わず、笑い出した・・・・

行く度に、この調子で
先生に勝手なことを言っている
生徒なんです。
とんでもない生徒ですよね、私って。

先生、凄く優しいので
勝手なことを言っても、
絶対に、怒られることなんて
ないものだから、つい、つい
こっちも、ますます、
言いたい放題なのです。

でも、先生と名が付く人は
いえ、いえ、
先生は、日本画家だった!のだ。
画家と名の付く人は、
とにかく違うなあと・・・しみじみ
思うのであります。
何を見なくても、ちゃんと
スラスラ描けちゃう!!

「あなたねえ・・
相手は、有名な画家ですよ
自分と比較するのも、おこがましいと
思うけどね」
と、母と娘。

まあ、当分薔薇の絵は
出来そうもありません。

軽井沢の花

久しぶりに絵を描いたので
載せますね。

軽井沢の花です。

毎度同じ花なんですけどね・・・・
今回は、オカトラノオを
主人公にして
描いてみたはず・・・・
なんですけど・・・・

Sanae1 0sanae2   

先生の絵

一大決心をして
とうとう、先生の絵を買ってしまった・・・・・

ご存じの方もいらっしゃるかと
思うんですが
私の日本画の先生は
高崎昇平先生とおっしゃって、
売れっ子の日本画家です。

正統派の
綺麗な風景画をお描きになります。

前からずっと、
先生の絵を欲しいなあと
思っていたんです・・・・

先生にも、
「私のために一枚描いてよ」と
日頃から、お願いしていたんですが・・・

いくら頼んでおいても、
ちーーっとも、描いてくれそうもない・・・
なにせ、
売れっ子なのよね、先生は。

毎年、個展をなさるんだけど
そのたびに、描いた絵は
殆ど売れてしまうという、
超人気の、画家さんなんです。

で・・・・
まあ・・・・・
私としては・・・・・
このままじゃ、いつまでたっても
先生の絵は手に入らないわけで・・・・

とうとう、一大決心をして
個展に出展されていた絵を
一枚買ってしまった・・・・

母の寝室に飾りました。

「北上夕景」
と題された絵は
いつまで見ていても
見飽きない・・・・
素敵な、素敵な、夕日の景色です。

Img_0612_4

画家と称される人の絵は
素人の絵とは、
全く次元の違う物なんだと
しみじみ思うのです!

季節はずれ・・・再び

またしても、季節はずれですが・・・・

久しぶりの日本画です。

題して
「雲場池の秋」

Img_0232

「雲場池の後ろには、
ゴルフ場はないぞ」という
ふうちゃんのお言葉・・・・・・

だってねえ・・・・
後ろの、背景・・・
うまく描けないんだもん・・・・・・

ああ・・・・・・・
葉っぱの付いてる木を描くのは
難しい・・・・

やっぱり、冬の雪景色に
しておけばよかったなあ・・・・・
だって、木の枝をかくだけで
すむんだもんね・・・・・

ああ・・・
難しいなあ・・・・・
ぼやくこと、しきりであります。
ノムさんみたいだなあ・・・・

描きたいものは・・・・

軽井沢の秋の景色を
描いている。

今年一番の雲場池の景色です。

ふうちゃんが、出かけて
撮ってきた写真・・・・
それを描いているのです。

しかしながら、
写真を見ながら描く絵・・って
邪道です・・・・

本来ならば、現地でデッサンして
描かなくちゃいけないのだけど
外でへたっぴいな絵を
描いているのは・・・・ねえ・・・
やっぱり・・恥ずかしいわけでして・・・
つい、つい・・写真になっちゃう。

我が先生は、
あんまり厳しいことをおっしゃらない
先生なもので、
ダメとは言わないんですが・・・・
まあ、まずいんだろうなあ・・と
思いながら描いております。

おまけに、
私の性格からすると、
どうも、細かすぎるらしくて・・・
ついつい、写真にあるものを
全部描きたくなっちゃう・・・

これが一番まずいのだ!

人間の目って、
不思議なことに、広角180度なくせに
デフォルメもしているのよね。

一番感動している場所を
ちゃんと見ているらしい。

だから、
その場でデッサンすれば、
いらないものはちゃんと、消して
描けるんだそうです。
しかしながら、
写真って、何せその場に
あったものが全部写っちゃう。

その辺りが、
絵と、写真の一番の
違いなんでしょうね。

「この写真の中に
物語を描くといいのです・・・・
雲場池の中から妖精が出てきて
それで貴女に話しかけた・・・という
まあ、そんな具合に・・・」

はあ?・・・・妖精ねえ・・・
雲場池に妖精なんていたかしら?

へ?いる、いないの問題じゃないって?

「そうすれば、自ずから
何を描きたいかが、しっかり分かって
来るはずなんです」
と、先生はおっしゃるのよ・・・・・

ふーーん、そんなものですか・・・
芸術って、想像力も必要なのね。

なんだか、分かったような
分からないような・・・
むずかしーーーい、お話に成ってきた。

芸術は難しい・・・

でもね、でもね・・・
でもねえ先生・・・・

私・・・・・の希望としてはね・・・
写真に描かれてる景色をそのまま
その通りでいいから、
描ける腕が欲しいの・・・・
芸術なんて、この際いいから
まったく同じでいいから、
綺麗に描ける、そんな腕が欲しいんですーーー

ああ・・・・
とんでもない・・・・
お馬鹿さんの弟子で、
すいません。

モデルはトラ?

昨日は絵画教室があった。

教室がある日になると、いつも悩むのは
さて、今日は何を描こうか・・・ということ。

教室に来ている他の人たちは、
よく、花を持ってきて描いています。

私もたまには、花を描くこともあるんですが、
実を言うと、花はあんまり好きじゃない。

一番描きたいのは
やっぱり軽井沢の景色かなあ。

特に、雪景色の美しさは
何とも言えないものがありますものね。

だけど、雪景色って、
そうそう、見られる物じゃないです。
去年は殆ど雪も降らなかったし・・・
やっぱり、実際にこの目で見た時の
感動がないと、なかなか絵は描けません。

で・・・・次に描きたいのは・・・・・・Tora17

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本当はトラなんだなあ・・・・・

何せ私の一番好きな日本画は
菱田春草の「黒猫」だものね。

猫(トラ)の姿を、一度描いてみたいんです。

だけど、だけど・・・・・
困ったことに、猫って、
デッサンしようとすると・・・・
動くのよーーーー

ただでさえ、デッサンは苦手の私、
その相手が動いちゃうなんてなると
もう、全くお手上げなんですーーーーTora18

そこで、考えた・・・・・・

トラを手なずけよう・・・・・・

どうやって?

もちろん、餌で釣るのよ・・・・・

美味しい餌でね!!!

「とら・・・・よーくお聞き・・・・・
美味しい、美味しいお刺身をあげるからね
ちょっと、モデルになってよ」ってね・・・・・

「モデルってね、動いちゃダメなのよ、
分かる、絶対に動かないでね、
じっとしているのよ、そうしたら、トラの好きな
鰺のお刺身あげるからね、わかった?」

トラの目をよく見つめて、
しっかり、言って聞かせたのでした・・・・・

で・・・・まあ、
とにかく、前払いじゃないけど、
トラに、美味しい鰺のお刺身をあげた。

そして、画帳と鉛筆を抱えて
トラの前に陣取ったのでした。

いざ、デッサンをしようと・・・・・・
トラの顔を描き出すと・・・・・
トラは、すぐに、向きを変えちゃう・・・・

「オイ、オイ・・・トラよ・・・・
そりゃ、約束が違うじゃないの・・・・
動かない約束よ!!ダメ、ちゃんと
右向いてて!!」

トラの顔を、元に戻して、又描こうとすると・・・Tora19

今度は、お目目がとろーーーん

「ダメ!!トラ寝ちゃ、あんたの可愛い
お目目が描けないでしょ!!
あんたは、目が一番のチャームポイントなんだから
寝ちゃったら、おしまいじゃない!!」

目を開けさせようと、目の前で
手をたたくやら、おもちゃを振るやら、
とにかく、色々やってみるんです・・・

そうするとトラは・・・・・

今度は、イヤそうにフンと、顔を背けて
丸まって寝てしまった・・・・

ああーーーーー

この、古猫め!!
契約違反よ!!

なにさ、美味しい刺身だけ食べておいて、
モデルをすっぽかすなんて、あんまりじゃないの!

「あんたねえ、トラに、そんなこと言ったって、
無理に決まってるじゃないの、
相手は猫なんだからね」と、横で母。

そりゃ、分かってるわよ、
分かってるけどねえ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とにかく、以来、私は、トラを見れば
必ず、声をかけている・・・・

「あんた、債務不履行なんだからね、
モデルの仕事ちゃんとやってよ!!」

そういっては、追いかけ回すものだから、
最近は、私の姿を見ると目を背け
くるっと、体を回して、
逃げ出すようになってしまった。

はて、さて・・・
私の「猫の絵」は、いつ出来ることやら・・・・
当分、むりみたいですーーーー

雲場池の紅葉の絵

なんとか、どうにか、それなりに、
出来上がりました。
雲場池の紅葉の絵です。

本当は、下は水なので、
もうちょっと、紺色にしなくちゃ
いけなかったんですが、
何となく、土色になっちゃった。

前にアップした、
練習用よりは、ちょっとましになった?Komijie1
はずなんですが・・・・
あやしいです。

なんだか、実物とは
かけ離れて、
デザイン画か、もしくは
着物の柄みたいになっちゃった。

きれいだからいいか・・・・

と、言うわけで
HPのトップを換えました。
それで、「野の花たち」を
ギャラリーに移しました。

説明を付けましたので
ご覧になりたい方は、
こちらです。↓

http://homepage2.nifty.com/pihkoandfuhchan/nonohana.htm

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