麒麟の翼
麒麟の翼を見に行った。
我が家がよく行く、映画館は品川です。
プリンスシネマは、小さい映画館が
たくさん集まってできています。
ですから、色々な映画が同時に上映されているのです。
前回は、家族全員の一致で「源氏物語」を見たのですが
今回は、意見の一致を見なかった!
というか、私一人、ちょっと、趣味が違っているのかも・・・
ふうちゃんと、娘は「ALWAYS 三丁目の夕日」を
私は・・・「麒麟の翼」を見た、というわけ。
どうもね、私はノスタルジーが苦手でして、
それよりは、推理ドラマの方が好きなんです。
さて、本題の「麒麟の翼」ですが
単なる推理ドラマだと思って見に行ったのですが、
これが結構、よくできていた。
しっかり、泣いてきました・・・・
メッセージは、よく伝わりました。
「人間は、自分のやったことは、しっかり正面から
向かい合わなければならない、逃げてはいけない」
ということでしょうか。
振り返れば、私の人生は、いつも逃げてばかりだった。
娘のことも、母のことも・・・・・
映画を見ながら、涙とともに、自分を省みた一日だった。
生きているときは、理解しあえなかった父と息子が
父親が殺されて、初めて、
残された息子に、父親の思いが届いたという
この物語を見ていて
私は、母の最後のメッセージを、
きちんと受け取れていたのだろうか、と
映画を見ながら、ずっと考えておりました。
「元気だったときの、言葉は、わかっていても
死に直面したときの、言葉は違う」という、
介護士の台詞が、心に刺さっております。
奇しくも、ふうちゃんたちが見た、「三丁目の夕日」
でも、父親の本心が伝わらないという、場面が
出てきたそうで、
つまるところ、我が家は、
同じ主題の映画を、見ていたのかも・・・
なんだか、不思議な感じがした一日でした。
この頃の日本映画は、結構面白いですね。
おすすめかもしれません、この映画。、
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