近眼が治る?・・・2
いつもながら、私の文章は脱線する!
「おまえ、肝心な話はどこへ行ったんだ?」と
横でふうちゃんが、あきれております。
すいません・・・
というわけで、一昨日、ふうちゃんと一緒に眼科に行ったのでした。
それで、まあ、おきまりの視力検査となった。
これがねえ、一緒に行った眼科が、
私にとっては初診だったものだから、
やけに、念入りに見てくださったのです。
終わって戻ってみたら、
ふうちゃんが、「おまえ、随分長かったな」
と言った、くらいですから。
それで、いざ先生のお話となったわけ・・・・
「だいぶひどい近眼ですね」
「はあ、もう、子どもの頃からですから・・」
「白内障が少し出てますね」
「はあ・・・年ですから・・・」
と言う具合なお話で・・・・・・・
「いずれは手術した方がいいかもしれません」
まあ、確かに、そうなんでしょうね。
と、思ったんですが、いつものことでつい、
私一言、言いたくなっちゃったの。
「母が、以前、白内障の手術をしたんですが、ちっともよくならなくて、
結局もう一方の目はやらなかったんですけど・・・・」
どうも、この一言がきっかけだったような気がする。
先生がおっしゃるには、
普通はちゃんと、よくなるんだそうです。
白内障の手術というのは、目のレンズを
交換するようなもので、殆どの人が治るんだとか。
で・・・・・・その説明の最後に一言こう、おっしゃった。
「あなたの場合は、極度の近眼ですから、それも治りますよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「へ?・・・・・・近眼が治る?そんなことあるんですか?」
「程度問題なんですが、あなたの場合は、ひどい近眼ですから
よくなる度合いが、たぶん、大きいかと・・」
はあ????
何せ、私の頭は古いものですからね、
近眼は治らないと、インプットされたままなんですの。
要するに、白内障の手術は、レンズの交換・・・・
なので、近眼の目も交換できるということらしい・・・・
(もう少し、丁寧な説明があったんだけど、私の理解は
その程度でして)
おまけに、ど近眼ともなれば、よくなる度合いも大きい
ということらしいのだ。
近眼が治るなんて・・・・青天の霹靂ですよ!!!
今までの苦労を、思い起こしてみた・・・・・
見えない事に慣れてしまった人生なんですよね。
両眼で眼鏡をかけても0.5ぐらいしか見えてない世界が
もっと見えたら、どうなるのだろう?
しかし・・・・
手術ともなれば、やっぱりリスクもあるだろうし。
「リスクはないんですか?」
「1000人に一人ぐらいですが、失敗することもあります」
なるほどね、その一人にはなりたくないわよね。
そして、最後の私の質問がこれ。
「先生は、手術を勧めるんですか?」
そして、まあ、予想通りのお答え。
「いえ、決断なさるのはあなたです」
結局、私は、この慣れた生活を手放せそうもない。
手術は、先送りとなりました。
見える世界に、魅力を感じるけど
もう少し、このままで暮らそう・・・・・・
見えない目だけど、余計なものをみなくていいともいえますものね。
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