母の入院・・・その5
さて、母のかかりつけのお医者さん。
母がこの場所に引っ越してから、
ずっと、家族みんながかかっていた医者です。
お年は・・・・・
母より少し年下・・・かなあ・・・・
ですから、もう、本当だったら
引退してもいい、そんなお年の
お医者様です。
ただ・・・このお医者さん、
どちらかというと、お年寄り向きらしい。
年寄り向きなんて、変な表現ですけど
どうしてもそんな感じがしてならないのよね・・・・
だって、まるでお年寄りのサロンみたいに
待っている患者は、お年寄りばかりという
そんな、病院なんですもの。
おまけに、この先生、とってもお話好きなの。
年寄りを相手に、長話をしていることが多くて
やたらに診療に時間がかかるんです。
それはそれで、
年寄りの愚痴を聞いてくださる、
言うなれば、カウンセリングもしている
親切なお医者様とも
言えるのかもしれませんけど・・・
で・・・
2月9日(土)の早朝、
母を車で送っていて、
いったん、車を家に戻して、
母の様子を聞きに、私は
病院へとって返したのでした。
(実はこの病院、駐車場がないの)
診察室にはいると、ちょうど
母の順番だった。
例によって、四方山話を
長々とやった後に
おもむろに、胸を見てくださった先生が
「うーん、肺炎にはなってないようですね
気管支炎かなあ・・・」
と、暫く考えておられて
「大きな病院で診てもらいますか?」
「大丈夫よ、ひどくないから
大きな病院なんて・・・大変だし・・・・」
と、いつものごとく母が言うと
「お母さんの大丈夫は、大丈夫じゃないからね」
と、先生がくぎを差されて、
「今日は土曜日だからねえ・・・
明日から連休だから・・・・・・・・・・」と
思案されていたのですが、
最後に、
「お母さんは高齢だから、心配なんですよ」と、
おっしゃるのです。
つまるところ・・・・・・・
高齢者は、気管支炎から肺炎になる
可能性が高い。
しかも、いったんなってしまうと、
急激に悪化して、
大変なことになるらしいのです。
まずいことには、この日が土曜日で
明日から連休が来るわけで
お医者さんが休みになって
手の打ちようがなくなる心配がある
ということなのです。
「高齢者の肺炎は、
熱が出なくても、悪化するから、
よーく、気を付けておかないとね・・・・」
というわけで、
今日のところは、このまま帰すけど
少しでも、咳がひどくなったり、
変化があったら、直ぐに救急車を呼んで
大きな病院に連れて行くようにという、
注意を言い渡されて、
この日は、放免になったのでした。
今にして思えば
母を、無理にでも引っ張っていって、
大きな病院に連れて行っておけば
この後起きる、騒動には
ならなかったのかもしれません。
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コメント
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marimariさん、いつもコメントありがとうございます
確かに、病気を治すのは、結局のところ体力というのは私も分かる気がします。
我が家系では、とにかく兄がそれです。
殆ど医者に行きません。よっぽど痛いとか、つらいとかならない限り、行かないので、兄嫁さんが、いつも心配しております。
でも、そういう方って、薬の効きがいいのよね。
投稿: ピーコ | 2008年3月 6日 (木) 22時14分
ピーコさん、確かに「次回が気になる」というのも、不謹慎なように思います。
でも、今お元気になられているからこうしてお話くださっているので、安心しつつ拝読しています。
お医者嫌いといえば、私の義父もそうだわ・・・
少々具合が悪くても「食べ物で直す」とかいって、自力で直ろうとするのです。
無理にでも引っ張ってとは、なかなかいなかいものですよね。
投稿: marimari | 2008年3月 5日 (水) 17時43分