母の入院・・その12
病室に戻ってみれば、
母には、沢山の機械が
取り付けられていました。
心臓の動きを計る機械、
3本の点滴・・・・
一つは、
にトロールと書いてあったので
たぶん、心臓とかんけいのある
お薬でしょう。
もう一つは、ブドウ糖
そして、後一つは
利尿剤だと言うことでした。
水がたまった肺から、
尿としてみずをださせる為だと思います。
何度か先生とお話をする
機会があったので、
色々お聞きしたところ、
心臓の働きが弱ると
血管にあった水分が浸透圧の関係で
体内にたまるのだそうです。
むくみという言葉がよく知られている
と思います。
今回は、その水分が、
肺にたまってしまったのだそうです。
下痢のために、食事がとれなくて
もっぱら、水分ばかり取っていたのが
それを助長させたようでした。
そんなこととは、知らないから
水分、水分と、気を付けて
どんどん飲ませていたのですから
全く、知らぬこととはいえ、
とんでもないことをしていた
ことになります。
「要するに、肺が水に浸かっている
そんな感じだと思ってください」
と、先生はおっしゃっておられました。
肺がチャポンチャポンと水に
浸かっている?
どうも、あんまり想像できない
のですけどね。
レントゲンを撮った写真を拝見したところ
肺全体が真っ白になっていました。
肺炎のレントゲンを撮っても、
同じように真っ白になるのですから、
まあ、症状が似ていても
不思議はないわけです。
それから、酸素マスクと
手に、酸素濃度を測る機械が
付けられておりました。
いろいろな機械で
がんじがらめの母を見ると
大変なことになっちゃったなあと、
改めて、胸が詰まってくるのでした。
その後、
兄のお嫁さんが、茨城から
急遽お見舞いに来てくださって
夕方まで母の側で付き添ってから
家路についたのでした。
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夜、もう、疲れてしまって
親子3人で、近所のレストランで
食事をしたのですが、
娘も私も、
全く食欲がありませんでした。
いつもだったら、4人家でお鍋でも
囲んでいるのになあ、と
つい思ってしまうのです。
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