母の入院・・・その9
母が診察している間に、
私とふうちゃんは、看護士さんから
入院の手続きやら、必要な品物
などの説明を聞いていました。
「2週間ほど入院されることに
なると思います」
という、看護士さんのお話。
何でも、この病院は、
一応の救急処置が終わったら、
他の病院を紹介されて、
転院するのが、基本的な
システムになっている、という
救急病院なんだそうです。
その、サイクルが2週間ということ
なのだとか。
私は、病室に移った母を
確認してから、
入院に必要な物をとりに
家に戻ったのでした。
家に戻って、
娘が用意していてくれた
(こういうとき、娘って本当に気が利く・・・・
おたおたしている、わたしより、ずっと
落ち着いているのよね)
母の身の回りの品バックに詰めて
さて、もう一度病院にとって返そうかと
思っていたその時、
「ルルルルルーーー」と、
一本の電話がかかってきたのだった・・・
それは、今母を入院させた
病院の看護士さんからだった。
「今日、これから病院にいらっしゃいますか?
いらっしゃるようでしたら、
先生が、お話があるそうですので
ナースステーションにお寄りください」
先生からのお話???
はて?なんだろう?
こういうときに、聞かされる話なんて・・・・
想像したくないけど・・・
どうせ、あんまりいい話じゃないわよね・・・・
チラっと、
頭に、イヤな思いがよぎりました。
経験のある方・・・・
いらっしゃるかもしれないけど・・・・・
病院の先生が、お話がある・・・なんて
言ってきたら・・・・・・・
だいたい・・・・いい話じゃない・・・
可能性が・・・・高いのよね・・・・・
そう思いませんか・・・・・・・
「先生が、お話があるんだって・・」と
ふうちゃんに話すと、
それじゃ俺も付いていってやると、
言って、再び一緒に病院に
戻ることになりました。
お見舞いに行くという娘と
3人そろって、
もう一度、病院に戻ったのは
2月11日の
午後2時を回っていた頃でした。
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コメント
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そうですね。
私は娘が生まれたという知らせとともに
「先生からお話があるので来てください」という
電話をもらいました。
もう、28年前のことですが、
本当にいい話はありませんね。
詳しくは、以下のhp参照
http://homepage2.nifty.com/pihkoandfuhchan/momo1.htm
投稿: ふうちゃん | 2008年3月 8日 (土) 07時33分
ピーコさん!
ひとつひとつ、身につまされるお話です!
急変の時の血の気が引くあの感覚。
それに、「お医者さんから話がある」・・・
ああこれは、息子の誕生1ヶ月後と同じ状況ですもの。
それにしても、ピーコさんお話がお上手なので、つい引き込まれてしまいます(吐息)
投稿: marimari | 2008年3月 7日 (金) 20時30分