やっと出した・・
やっと出しました・・・
何を出したのだと、おもいますか?
お雛様です。
もうすぐお雛祭りですね。
本来ならば、もっと前に出さなくちゃダメなのでしょうけど、この頃は本当に怠け者でして、寸前に出して、すぐしまってしまう。我が家のお雛様が、日の目を見る期間がとにかく短くなりました。
以前は、ちゃんと2月の声を聞くとすぐに出していたんですよ。
それがやっぱり、だんだん娘が大きくなってくると、さぼってしまうのです。
昔からの言い伝え、
「お雛様を出さないと、娘が嫁に行き遅れる」
と言うのがあるのをご存じでしょうか?
今時、「行き遅れる」なんて表現は、時代にそぐわないですよね。だって、お雛様に関係なく、結婚しない人間が、男女ともに増えてますから。
とにかく、この言葉を、よく母から聞かされました。
しかしながら、そう言ったにもかかわらず
我が家には、実は、お雛様はなかったのです・・・・
ないものは、「行き遅れる」心配もないのに・・おかしな母です。
だけど、従兄弟の家には、檀飾りの立派なお雛様がありまして、子供の頃この時期よく見に行きました。
それで、いつも見るたびに、羨ましかった私は、
毎年、雛祭りの前になると、母に
「お雛様買ってよ」とねだったものです。
これに対して、母の返事は毎年決まっておりました。
「分かったわ、来年買ってあげるわね」
翌年になると、また同じ会話が来て、そしてまた翌年も・・・・
とうとう、大人になってしまって、この会話は忘れ去られました。
と言うわけで、私の思い出のお雛様は、従兄弟の家のお雛様なのです。
しかしながら、この従兄弟の家のお雛様、私たちが大きくなるに連れて出さなくなってしまった。やっぱり、段飾りって出すのもしまうのも大変だったようです。たまーーにしか見なくなってしまったのです。
その結果・・・・・何故か従兄弟の姉妹二人はいまだに未婚。
因果関係がある訳はないと、分かってはいるんですが。
ともかく、気になるこの昔からの言い伝え・・・・
私としては、娘は結婚なんてしないだろうなあと、おもいつつ、
親としては、遅くなろうと、1日前だろうと、とにかく一年に一度だけは、ちゃんと出さなくちゃと、思うのであります。
ああ・・・複雑な親心。
« 久し振りのTDL | トップページ | 待つとし聞かば・・・ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 久しぶりの投稿です。(2021.03.27)
- 明けまして、おめでとうございます(2013.01.02)
- 遅ればせながら、日食のお話(2012.05.23)
- あきらめた訳じゃない?・・・・だけど・・・(2012.05.17)
- お久しぶりです(2012.01.03)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
★koroさん、こんにちは!
そうですよ!!本当に!!
「行き遅れる」って人格を無視してますよね。行きゃあいいってもんじゃないでしょ!って、昔、思いましたね。別に私女権論者じゃないですが、この言葉には、カチンと来るものがありますよね。だけど、親になってみると、やっぱり気になるこの言葉・・・・それが親心ってものなのかもと、思うようになったのは、年のせいでしょうか。
投稿: ピーコ | 2006年3月 2日 (木) 09時16分
お雛様懐かしいです。
忘れていましたが、そう言えば、我が家にもありました・・・・。
姉も私もよりつかないので、どうなったのでしょう?
多分、ネズミの餌にでもなっていると思います。
田舎の友達が皆、早くに結婚したので、行き送れると世間体が悪いから早く行けとかよく言われました。
本当におかしな話ですよね。
一体誰のために、結婚するのか?って、思わずに入られませんで
した。
投稿: koro | 2006年3月 1日 (水) 20時22分
★ラビット・アイさん、こんばんは!
やっぱりお子さんが大きくなっちゃうと、どうしても遅くなりますよね、出すのが・・・・
我が家も、以前はちゃんと2月の声を聞くとすぐに出していたんですけどね。最近は直前が多くて、出したらすぐにしまう感じです。今年はまだ早いほうでした・・
でも、この言い伝えちょっと気になりますよね。
関係ないとは思いつつ、やっぱり出さないのはマズイかなと、思うんですよ。
変なものですね、親心って。
投稿: ピーコ | 2006年2月26日 (日) 22時24分
★タムさん、いらっしゃい。
そうなんですか、ご自分のお雛様をお持ちになったのね。
いいなあ、なるほどね、その手がありましたか。
自分で買えば良かったんですね。
思いつきませんでしたね。母にばっかりせびっていた私って・・・・
今あるこのお雛様は、娘のですから、私のと言う訳じゃないですけど、でもまあ、私が選んだのですから、ある意味私のかもしれないけどねえ。
ブログの記事になるのを楽しみにしていますね。
★りきさん、いらっしゃい。
結構有名なのね、この言い伝えって。
それに、やっぱり7段飾りって大変そうですね。
場所をとるのね、なるほど確かにそうですよね。
分かります、つい面倒になるというお気持ち。
我が家のお雛様見たいに、お内裏様とお雛様だけだと楽ですよおーーー。
出すのも、しまうのも簡単です。場所もとらないし。
我が家のはちょっと変わってまして、古典巻き袖雛っていうんです。小さくて可愛いのですよ。
投稿: ピーコ | 2006年2月26日 (日) 08時58分
ピーコさん、おはようございます。
お雛様、娘たちが成人した後も1年に1回は箱から出してあげなくてはかわいそうと思い、7段飾りですが飾っています。でも、出すのはいつも直前になってしまい、まだだしていません。昨日、横浜に戻ってきたので、明日、お天気になったら飾ってあげよう!
投稿: ラビットアイ | 2006年2月26日 (日) 08時50分
お雛様は私はあこがれでした。年の離れた姉がおり、姉の時はあったようですが、その頃家の天井にはねずみがいたものです。母の話に寄れば、そのねずみに人形がかじられてしまったとかで私が物心着いた頃には人形をみた記憶がありません。ままごとで残った雛飾りの食器とかで遊んだ覚えはありました。だから、自分だけのお雛様が欲しいってずーっと思ってました。あいにく、わが子供は男ばかり。そして、去年の決意(去年の3月のブログに書いてます)通り、今年自分のお雛様を手に入れたのです。今の私のPCの脇に飾ってます。このことはブログの記事にするつもりです、まもなく。
投稿: タム | 2006年2月25日 (土) 11時41分
ここ数年お雛様出していません。
そうこの言い伝え、知っています。
だからなのか、うちの娘はまだドスンと居座っております。
娘のは、大きな七段飾りなのです。
場所をとるのと、屋根裏部屋から下ろすのが大変とかいって・・・親の怠慢ですね。反省!
昔は2月になったらすぐ飾っていたのにね・・・
投稿: りき | 2006年2月25日 (土) 10時18分
★バタ子さん、いらっしゃい!
やっぱり、皆さんご存じなのですね、この言い伝え。
それにやっぱり段飾りは、出さなくなっちゃうんですねえ。
でも、いいわねえ、やっぱりあったんですものね。
結構母の「また来年」という言葉は忘れがたくて、いつも雛祭りの頃になると思い出します。いまだに母にぼやいている私って、ちょっと執念深いなあと、自分でも思っちゃうわ。
バタ子さんのお母様も、やっぱり気になさっておられたんですね、あの言い伝えを。それって、なんと言われようと、親心ですよ。凄くよくわかる気がします。
★ちゅーたさん、いらっしゃい!
やっぱりご存じでしたか。そうなの・・いいわねえあったのねお雛様。我が家にはなかったのよ。母は、私には買ってくれなかったんですけどね、孫(娘)には弱くて、生まれてすぐに買ってくれたんですよ。この差は何かしらね・・・
それがこのお雛様なのよ。
買うときにね、段飾りの大きなやつは、絶対に出すのが面倒になると思って、この2つだけの小さなお雛様にしたわけ。これだと、出すのもしまうのも簡単ですものね。
雪だるまコンテスト入賞ですって!!まあ、ビックリです。
さっそくおじゃましますね。
投稿: ピーコ | 2006年2月25日 (土) 07時50分
ピーコさん、ふうちゃん、こんばんは!
あ~、もうお雛様なのですね^^
うちは母がお土産で買ってきてくれた漆の小さな
お雛様を飾ってみました(笑)
ピーコさんのおうちのお雛様も可愛いですね♪
うちも7段飾りがありました^^
友達も喜んで遊びに来てくれるので毎年3月が来ることが
たのしみだった記憶があります。ただ私が中学生になった
ころから出さなくなりました。
しかーし、母が30歳を迎えてお嫁にいかない姉を心配して
お雛様を出すようになりました(笑)姉はその行為に
「余計なお世話だ!!」と怒っていましたが、31歳で結婚
したので、お雛様効果だったかもしれません(笑)
投稿: バタ子 | 2006年2月24日 (金) 21時38分
ピーコさん、ふうちゃん、こんにちわ(^^)聞きましたね~、お嫁に行き遅れる…って(笑)ワタシは母の親戚内では、待望の女の子だったので、それはもう大きな大きな雛飾りがありました。小さな子どもの頃は、年に1回だけ出てくる「おもちゃ」に大喜びしてた覚えがありますが、大きくなってくるにつれて、飾ると部屋が狭くなるのであまり好きではありませんでした(苦笑)いい大人になってから、飾った覚えは数回・・・そのせいか、言い伝えどおり?母にとっては「ちょっと行き遅れ気味」だったようです(爆)
ところで話は全然変わりますが、雪だるまコンテストの結果が発表になりました。遅くなってしまってスイマセンでした。ピーコさん、受賞おめでとうございます(^^)また覗いて下さい!
投稿: ちゅーた | 2006年2月24日 (金) 11時06分